■デミタスカップの愉しみ■八王子市夢美術館

秋晴れの爽やかな午後
現在、■デミタスカップの愉しみ■展
開催中の八王子市夢美術館へ。

国道20号線にある夢美術館へは
何度か足を運んでいます。
広くはない美術館を上手に使った
ジュエリーや今回の陶器など…
顔を近づけて眺めたい作品の展示が
見やすい工夫もされています。

今回のデミタスカップだけを集めた
展覧会では、様々に意匠を凝らした
小さなうつわの風景が楽しく
時間が経つのを忘れてしまいます。

デミタス1.JPG

■デミタスカップの愉しみ■八王子市夢美術館
The Joy of the Demitasse Cup


2022/9/17(土)〜2022/11/27(日)
10:00〜19:00 
休館日:月曜日(ただし、祝日の場合は開館し翌火曜日休館)

濃いめのコーヒーを飲むためのデミタスは、19世紀ヨーロッパにおいてテーブルウェアの発展、コーヒー・カフェ文化の浸透などを背景に数多く生み出されました。しかしデミタスの起源は諸説あり、はっきりとしたことはわかっていません。近年の歴史的研究によると、「1700年代(18世紀)にフランスに誕生」した「レギュラーのティーカップ、コーヒーカップ、ココアカップのおよそ半分のサイズ」の「陶磁器、ガラスのカップ」とされています。
18世紀半ば、チョコレート飲料(カカオ、ココア)の携帯用カップとして、のちのデミタスに近い大きさのカップ(幅・高さともに7cm弱)が作られました。持ち運びに適したコンパクトなサイズ感と、チョコレート飲料が当時、大変貴重で王侯貴族だけの嗜好品だったことから、そのカップには高級感があり、最も小さな陶磁器として人気の製品となりました。デミタスの多くが一個製作、一個販売が基本だったことから、すでにヨーロッパ各地に存在していた陶磁器の窯元はデザインや技巧、絵付けに趣向を凝らした多彩なデミタスを生みだしていきました。
本展では、19〜20世紀に欧州の名窯が生んだ質の高いデミタスをはじめ、創造性の輝く逸品を村上和美氏のコレクションを中心に参考資料も含め、約340点ご紹介します。本コレクションならではの個性豊かなデミタスの魅力を是非ご堪能ください。

マイセン《貼り付け花鳥とスノーボール蓋付きカップ&ソーサー》1860-1880年↓デミタス.jpg

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会場から・・・
デミタス3.JPG

デミタス4.JPG

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シェリー(イギリス)1930年頃
《モードシェイプ》カップ&ソーサー↓デミタス6モードシェイプ.JPG

ドレスデン地方の工房(ドイツ)
1895‐1918年頃↓デミタス7ドレスデン地方の工房.JPG

コールポート(イギリス)1891‐1919年頃
《金彩女性図》カップ&ソーサー↓デミタス8金債女性図カップ.JPG

コールポート(イギリス)1881‐1890年
《金彩窓絵鶏文》カップ&ソーサー↓金債窓絵鶏文カップ.JPG

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ロイヤルウースター(イギリス)
《牡丹と絵巻分》カップ&ソーサー↓デミタス10牡丹と絵巻分.JPG

ウェッジウッド(イギリス)1878‐1890年
《伊万里写し金彩立花文》カップ&ソーサー↓デミタス11伊万里写し.JPG

ロイヤルドルトン(イギリス)1886‐1902年
金彩牡丹文カップ&ソーサー↓デミタス12金債牡丹文カップ.JPG

ドレスデン地方の工房(ドイツ)
1895‐1918年頃↓ドレスデン地方の工房.JPG

名古屋製陶所(名古屋)1911‐1938年
《葡萄に鳥文》カップ&ソーサー、ポット↓デミタス13葡萄に鳥文.JPG

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デミタス2.JPG
★八王子市夢美術館
https://www.yumebi.com/
〒192-0071
東京都八王子市八日町8-1ビュータワー八王子2F
TEL 042-621-6777  
FAX 042-621-6776

この記事へのコメント

2022年10月07日 17:12
デミタスカップの愉しみ展に行かれましたか。
これ、気になってたんです。確か、
昨年、渋谷区の松濤美術館でやってたものと
同じ内容ですね。去年行きたいなと、
ちょっと思ったんですけど、撮影できる場所が
1か所だけなので諦めたという経緯がありました。
今回はどうなんでしょうか。カップのサイズに
関係なく施された繊細な技術とデザインは、
とても魅力がありますね。
komichi
2022年10月07日 18:25
yasuhikoさん、こんばんは!
こちらの展覧会は渋谷の松涛美術館でも開催されていたのですが、
今回、私は八王子で観ることができました。
この小さなうつわにかけた情熱も凄く、一つ一つが美術品で
美しい世界が広がっていました。
撮影は一部屋だけ、許可が出ていました。
もう少し日本の美術館の鑑賞自由度が上がると嬉しいですね。
2022年10月09日 19:29
恥ずかしながらデミタスという言葉を知りませんでした。
エスプレッソとは言わないのでしょうけど、濃いめのコーヒーを飲む小さめのカップのことですか。それにしても贅を凝らした豪華な造り。
見応えがありますね。飲みごたえは???
上流階級の優雅さをあらためて感じます。
(ブログを引っ越しました)
komichi
2022年10月09日 21:37
ミクミティさん、こんばんは!
デミタスカップは小さくてかわいらしく、
エスプレッソを入れて出してくるレストランもあります。
こちらの展覧会では特に凝ったデザインのカップ&ソーサーに
眼を惹きつけられました~☆
私もそろそろブログの引っ越しをする予定です~☆
木の葉
2022年10月10日 19:08
こんばんは!

素敵ですよね~! 
昔は欲しいと思ってましたが、使うことが無いかとあきらめました。
見るだけでも楽しそう! 器全般好きですから。
最近のうちの珈琲はマグカップです。おしゃべりしながらなので冷めないようにね(笑)
komichi
2022年10月10日 21:03
木の葉さん、こんばんは!
エスプレッソマシンがあれば小さなカップもいいなぁ…と
思いますけど、最近カフェインレスの珈琲になったので
アラビアのしっかりした大きめのカップに珈琲と豆乳と
すこしココナッツオイルを入れて朝飲んでいます。
冬に手足指があまりに冷たいので、漢方薬を飲んだりして
体質改善をしたいと思っています。
コーヒーミルマシーンもいずれ何方かにもらってもらおうと
考えています。

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