映画■落下の解剖学■吉祥寺・アップリンク

暖かな平日の午後、
藤野から中央線で吉祥寺へ。
街のにぎやかさに圧倒されながら
現在、映画■落下の解剖学■上映中の
パルコ地下2階のアップリンクへ。

グルノーブルの雪山で起きた夫の転落死
謎の死によって起こる混乱と夫婦の関係性
ミステリー仕立てのようで
夫婦の心の溝を解き明かして行く様に
ドキッとする展開。

主演女優のサンドラ・ヒュラ‐の演技がシリアスで見事
グイグイ惹きこまれ深く心に響く映画。

落下の解剖学.png


映画■落下の解剖学■吉祥寺・アップリンク

2023年製作/152分/G/フランス
原題:Anatomie d'une chute
配給:ギャガ
劇場公開日:2024年2月23日

監督:ジュスティーヌ・トリエ
製作:マリー=アンジュ・ルシアーニ ダビド・ティオン
脚本:ジュスティーヌ・トリエ アルチュール・アラリ

サンドラ:サンドラ・ヒュラ‐
ヴィンセント:スワン・アルノー
ダニエル:ミロ・ましゃど・グラネール


「あの日、あの場所で、いったい何があったのか?
STORY
これは事故か、自殺か、殺人かー。
人里離れた雪山の山荘で、男が転落死した。
はじめは事故と思われたが、
次第にベストセラー作家である
妻サンドラに殺人容疑が向けられる。
現場に居合わせたのは、
視覚障がいのある11歳の息子だけ。
証人や検事により、
夫婦の秘密や嘘が暴露され、
登場人物の数だけ<真実>が現れるが──。」

2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞
第96回アカデミー賞でも作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞の5部門にノミネートされ、脚本賞

この記事へのコメント

2024年04月12日 11:44
あらすじを教えて戴いただけで、
ドキドキするような面白い内容ですね。
真実は登場する人の数だけ。藪の中
という訳ですか。できたら、
これは観たい映画だと思いました。
2024年04月13日 21:37
yasuhikoさん、こんばんは!
この映画の怖さは、夫婦の関係性が
観る人によって、まったく違った景色になり
どれも真実と感じられること。
自分の人生を考えた時
俯瞰で眺めたら、どんな風景なのだろか・・・と、
考えてしまいました。