■内藤礼 生まれておいで 生きておいで■銀座メゾンエルメス

午前中のヨガレッスンを終え
先週鑑賞した東京国立博物館での内藤礼の展覧会と
連携する形で現在、銀座エルメスフォーラムで開催されている
■内藤礼 生まれておいで 生きておいで■展へ。

銀座エルメスのガラスの特徴的な壁面を活かした採光をうけて
そこに在る内藤礼の繊細な作品たち。
かそけき風景が広がっていました。

内藤礼ポスター.jpg

■内藤礼 生まれておいで 生きておいで■銀座メゾンエルメス
2024年9月7日~2025年1月13日
★銀座メゾンエルメス フォーラム 8・9階
 東京都中央区銀座5-4-1

エルメス財団は、今秋、「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」を開催いたします。
「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」を、一貫した問いとして作家活動を続けてきた内藤は、光や影、水や大気のうつろいがもたらす生と死のあわいに、日々見過ごしがちなささやかな事物や情景、知覚しがたい密やかな現象を「根源的な生の光景」として、私たちの中に結び付けることで、深い体験をもたらします。

本展は、東京国立博物館にて、9月23日(月・休)まで開催されている同名の展覧会と一連の流れを持って構想されたもので、会期を一部重ね合わせながら、ひとつの大きな円環を描くというかたちで展開いたします。
歴史ある建築物とさまざまな年代に制作された膨大な文化財を所蔵する東京国立博物館の環境とは対照的に、銀座メゾンエルメスの近代的な建築内にあるフォーラムには、ギャラリー所蔵の作品群はありません。都市の中心部に浮かび、一見、空っぽのようにも感じられる空間は、ガラスブロックを通じた自然光とともに街からもたらされる人工の光や色彩に満ち、また過去から隔てられた場所でもあります。
内藤は、光のうつろいによって、一層はかなく、また色濃く感じられる生への眼差しを、この場所へかりそめに宿らせ、そこに「生の没入」を見出そうとします。(公式サイトより抜粋)

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★■内藤礼 生まれておいで 生きておいで■東京国立博物館の記事はこちらから


2週にわたって、鑑賞した内藤礼の世界
いま、ここにある生を丁寧に生きて行きたいと願う。

この記事へのコメント

2024年09月14日 12:11
内藤礼さんの展覧会の続編ですか。
東博の歴史的・重厚な建物を生かした展示と違って、
こちらはガラスをふんだんに使った
現代建築がその舞台。雰囲気がガラッと変わって
面白いと思いました、ガラスブロックを
通した優しく明るい光が、奥深いものを感じさせますね。
2024年09月14日 14:36
yasuhikoさん、こんにちは!
内藤礼さんの東博での重厚な建築の中とはまた全く違った
印象を与えてくれたエルメスでの展覧会でした。
こちらの会場は夜と昼では全く違った雰囲気になりますけど
日中だったこともあって、外光からの透明感も感じられました。
どちらも静かに内省する機会になりました。
2024年09月18日 10:33
komichiさん、こんにちは。
コメントは久しぶりですがずっと拝見しております。
が、書き始めては没ばかり…。
今回もyasuhikoさまのコメントにうんうんと頷くのみで文が浮かびません。
遮光器土偶いいな、現地に展示されたものやシャコちゃんを見に行こう…なんてレベルですので。
でも二回にわたり書かれていることや想いはワタシなりに。

先日はより素敵に成長されたお孫ちゃんを拝見し、即コメント。
を書きながら電話があったりあちこちのブログ拝見ですっかり忘れて。汗
ホンマ、うっかりボケ連発の今日ですー。
2024年09月18日 20:30
うららさん、こんばんは!
いつも見てくださって、ほんとうにありがとうございます。
アートのディープな部分も多く、コメントも書きにくいことかと…。
今年の夏はこの暑さと夫のお世話で、なかなか時間がとれず
気になったものだけ観に行きました。
内藤礼さんのアートはとて静寂で表現も繊細でシンプルですから
その空間にいると、自身の内なる声に聞き耳を立てるような時間になります。
遮光器土偶は以前から東博で観ていますけど
いつか現地でも眺めてみたいと思っています。

孫娘も高校生になって、お化粧に興味を持ったり
ラフなおしゃれも楽しむようになりました。
二人で過ごす時間も楽しいです~☆